ペット保険おすすめ比較5選|犬・猫の保険の選び方をFPが解説

ペット保険おすすめ比較5選|犬・猫の保険の選び方をFPが解説

こんにちは、FP2級のあやのです。大切な家族であるペットの医療費、気になりますよね。ペットには公的な健康保険がないため、診療費は全額自己負担。手術や入院になると数十万円の出費になることも珍しくありません。

そんな「もしも」に備えるのがペット保険です。この記事では、人気の5社を徹底比較し、犬と猫それぞれの選び方のポイントをお伝えします。

この記事でわかること

  • ペット保険の基本的な仕組み
  • おすすめ5社の特徴と比較
  • 犬と猫で選び方はどう違う?
  • ペット保険の選び方のポイント
目次

ペット保険の基本|どんな保険?何を補償してくれる?

ペット保険とは

ペット保険は、ペットの病気やケガの治療費を補償する保険です。人間の医療保険と似たイメージで、動物病院でかかった費用の一定割合を保険金として受け取れます。

補償の種類

補償の種類内容
通院補償動物病院への通院費用を補償
入院補償入院にかかる費用を補償
手術補償手術にかかる費用を補償

プランによっては「通院+入院+手術」のフルカバータイプや、「手術+入院のみ」の特化タイプなどがあります。

補償割合とは

ペット保険では、治療費の50%または70%を補償するプランが一般的です。

  • 70%プラン:治療費10万円 → 自己負担3万円
  • 50%プラン:治療費10万円 → 自己負担5万円

当然、70%プランのほうが保険料は高くなります。

ペット保険で補償されないもの

以下は多くのペット保険で補償対象外となります。

  • ワクチン接種、フィラリア予防などの予防費用
  • 去勢・避妊手術
  • 加入前から罹患していた病気
  • 先天性疾患(保険会社による)
  • 歯科治療(保険会社による)

ペット保険おすすめ5社を徹底比較

ここからは人気の5社を比較します。それぞれの特徴を理解して、ペットとライフスタイルに合った保険を選びましょう。

①アニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ」

項目内容
補償割合70% / 50%
通院1日あたり14,000円まで・年20日
入院1日あたり14,000円まで・年20日
手術1回14万円まで・年2回
窓口精算◎ 対応(約6,600病院)
新規加入年齢7歳11ヶ月まで
待機期間病気30日 / ケガなし

特徴:ペット保険シェアNo.1。最大のメリットは窓口精算に対応していること。提携動物病院の窓口で保険証を提示するだけで、補償分を差し引いた金額だけ支払えばOKです。後から請求する手間がありません。

②アイペット損保「うちの子」

項目内容
補償割合70% / 50%
通院1日あたり12,000円まで・年22日
入院1日あたり30,000円まで・年22日
手術1回15万円まで・年2回
窓口精算◎ 対応(約5,900病院)
新規加入年齢12歳11ヶ月まで
待機期間なし

特徴:アニコムと同様に窓口精算に対応。入院の日額上限が30,000円と高めで、入院が長引くケースに強いです。新規加入年齢が12歳11ヶ月と高めで、シニアペットでも入りやすい点もメリット。

③PS保険(ペットメディカルサポート)

項目内容
補償割合100% / 70% / 50%
通院1日あたり10,000円まで・年20日
入院1日あたり20,000円まで・年30日
手術1回10万円まで・年2回
窓口精算× 非対応(後日請求)
新規加入年齢8歳11ヶ月まで
待機期間なし

特徴:珍しい100%補償プランがあり、自己負担ゼロにできます。さらに保険料が年齢が上がっても比較的緩やかに上昇する点が大きな魅力。長期的にみると保険料の負担が抑えられます。

④楽天ペット保険(楽天損保)

項目内容
補償割合70% / 50%
通院フリー型は限度額内で制限なし
入院フリー型は限度額内で制限なし
手術フリー型は限度額内で制限なし
窓口精算× 非対応(後日請求)
新規加入年齢10歳11ヶ月まで
待機期間病気30日 / ケガなし

特徴:年間の補償限度額内であれば1日あたりの回数制限や日額制限がない「フリー型」が人気。高額治療にも対応しやすいです。また、保険料の支払いで楽天ポイントが貯まるのも楽天ユーザーにはうれしいポイント。

⑤SBIいきいき少短「SBIいきいきのペット保険」

項目内容
補償割合70% / 50%
通院制限なし(年間限度額内)
入院制限なし(年間限度額内)
手術制限なし(年間限度額内)
窓口精算× 非対応(後日請求)
新規加入年齢11歳11ヶ月まで
待機期間病気1ヶ月

特徴:最大のメリットは保険料の安さ。特に若いペットの保険料が業界最安クラスです。日額制限がなく使い勝手が良い一方、年間限度額は他社より低めなので高額治療には注意が必要です。コスパ重視の方におすすめ

5社比較まとめ

保険会社窓口精算保険料日額制限おすすめポイント
アニコムやや高めあり窓口精算の利便性No.1
アイペットやや高めありシニアでも加入OK、入院に強い
PS保険×安めあり100%補償、保険料の上昇が緩やか
楽天ペット×普通なし日額制限なし、楽天ポイント
SBIいきいき×安いなし業界最安クラス、コスパ◎

犬と猫で選び方はどう違う?

犬の場合

犬は猫に比べて通院頻度が高い傾向があります。皮膚疾患、外耳炎、関節疾患などで通院が長引くケースが多いため、通院補償がしっかりしている保険を選びましょう。

また、犬種によって注意すべき病気が異なります。

  • 小型犬(チワワ、トイプードルなど):膝蓋骨脱臼、気管虚脱
  • 中型犬(柴犬、コーギーなど):アレルギー性皮膚炎、椎間板ヘルニア
  • 大型犬(ラブラドール、ゴールデンなど):股関節形成不全、胃捻転

犬は犬種によって保険料が大きく異なります。大型犬は小型犬の2〜3倍の保険料になることも。加入前に犬種別の保険料を必ずチェックしましょう。

猫の場合

猫は犬に比べて手術が必要になるケースが多い傾向があります。泌尿器疾患(尿路結石、膀胱炎)や腫瘍が代表的です。

  • 泌尿器疾患:特にオス猫に多い。手術+入院で10〜30万円
  • 慢性腎臓病:高齢猫に非常に多い。長期の通院が必要
  • 腫瘍:手術で20〜50万円かかることも

猫の場合は手術補償の充実度を重視しつつ、高齢になってからの通院もカバーできるプランがおすすめです。

ペット保険の選び方|5つのチェックポイント

①補償内容とプランのバランス

「通院・入院・手術」すべてカバーするフルプランが安心ですが、保険料は高くなります。保険料を抑えたいなら50%プラン安心重視なら70%プランを基本に考えましょう。

②保険料の長期推移を確認

ペット保険の保険料は年齢とともに上がります。加入時の安さだけでなく、10歳・15歳時の保険料も確認しましょう。若い時は安くても、高齢になると他社より高くなるケースがあります。

③免責金額の有無

免責金額が設定されている保険は、その金額以下の治療費は自己負担になります。少額の通院が多いペットの場合は、免責金額なしの保険を選んだほうがお得です。

④窓口精算の対応可否

窓口精算に対応していると、動物病院で保険証を提示するだけで自己負担分のみの支払いで済みます。後から書類を送って請求する手間がなく、非常に便利です。対応しているのはアニコムとアイペットです。

⑤更新時の条件変更を確認

保険によっては、特定の病気で請求すると更新時にその病気が補償対象外になるケースがあります。更新条件は事前に確認しておきましょう。

ペット保険に関するよくある質問(FAQ)

Q1. ペット保険はいつ加入するのがベストですか?

できるだけ若いうちに加入するのがベストです。理由は2つ。①若いほど保険料が安い、②加入前の病気は補償対象外になるため、健康なうちに入っておけば幅広い病気をカバーできます。一般的に0〜3歳で加入する方が多いです。

Q2. 既往症があっても加入できますか?

保険会社やペットの状態によります。軽度の既往症なら加入できるケースもありますが、その既往症に関する治療は補償対象外になることがほとんどです。告知義務があるため、持病は正直に申告しましょう。虚偽申告は保険金が支払われない原因になります。

Q3. ペット保険と貯蓄、どちらがいいですか?

高額治療への備えとしてはペット保険が有効です。犬の椎間板ヘルニアの手術は30〜50万円、猫の腫瘍手術は20〜50万円かかることがあります。このレベルの出費に備えるなら保険が安心。一方、少額の治療費なら貯蓄でカバーするのも合理的です。併用がおすすめです。

Q4. 多頭飼いの場合、割引はありますか?

保険会社によっては多頭割引を提供しています。アニコムでは2頭目以降の保険料が割引になる制度があります。多頭飼いの場合は、割引制度の有無も比較ポイントに加えましょう。

Q5. ペット保険の保険料は年末調整で控除できますか?

残念ながら、ペット保険は税控除の対象外です。人間の生命保険や医療保険と異なり、所得控除や税額控除は受けられません。ただし、事業用(ペットサロンや牧場など)のペットの場合は経費として計上できる場合があります。

まとめ|ペットの「もしも」に備えるペット保険

この記事のポイント

  • ペットの医療費は全額自己負担。手術は数十万円になることも
  • 窓口精算の便利さならアニコム・アイペット
  • 保険料の安さならSBIいきいき・PS保険
  • 日額制限なしの使いやすさなら楽天ペット
  • 犬は通院補償重視、猫は手術補償重視で選ぶ
  • 若くて健康なうちに加入するのがベスト

ペット保険は「使わなかったらもったいない」と思うかもしれませんが、それは人間の保険も同じ。大切な家族に最善の治療を受けさせてあげるための安心料と考えてみてください。まずは複数社の見積もりを取って比較することから始めましょう!

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